このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

MARKER STUDIO OFFICIAL SITE | 〒700-0026 岡山市北区奉還町3-16-23 TEL:086-250-6579

MARKER STUDIO スチャダラパー DISKAH

KILLER KILLER FANTASTIC BOMB6 AfterParty-LIVE-

11/24(SAT) @CLUB.NO.9
After Party LIVE MC’s

Kaznostick Front〔神闘歌〕
K.FRONTは1994~2001年 伝説のハードコアバンド「THRASHERS」のVoとして、MADBALL、DOWNSET、H2O、V.O.D、SNAPCASE、25 TA LIFEなどの来日アーティストと共演。
2001年解散後すぐ「言いたい」ことを「言う」べく、マイク1本とディレイ1個でたった1人でステージに立ち始める。
ボクサーが「全て」を懸けてパンチを繰り出すかの如く、ブッ倒れるまでフレーズを、全身から吐き出す唯一無二のスタイルで新たな活動を展開。 唯一無比、張り詰めた空気 を生み出す緊張感溢れるライブが話題となり多くのミュージ シャンやアー ティスト、コアなリスナーにクチコミで広がる。
2004年末から2005年頭にかけて地元岡山のライブハウス 「ペパーランド」でレコーディング、製作された1stアルバムの 収録 曲がNY、オーストラリアのFMでオ ンエアーされる。
言霊と化したフレーズを神懸かり的に投げ付けるスタイルは聴く者に新たな価値観を植え付ける。
2005年末に水戸芸術館現代美術ギャラリーで行われた、日本で初めて美術館で開催されたグラフィティ展覧会「X-COLOR」の公式野外ライブイベントに出演。
同時期に東京王子小劇場で3日間6ステージという怒濤のライブを行う。
ミュージシャンだけでなく、俳優、格闘家、政治家、医者、彫師、デザイナーなど、あらゆるジャンルの同志と明日を拓くために今を生きる。
金や名声の為には動かず、義理と人情を重んじる日本男児。
2009年にはヘビー級総合格闘家 藤井勝久選手入場テーマソングとして、「パンクラス」、アントニオ猪 木主催「IGF」など全国のアリーナ会場で使用される。
2010年、KAZNOSTIC FRONT名義でソロアルバムを発売。年間60本のライブをこなし、日々爆進中!!!!!!!!

LA-MEN DOGG

『NOと言えない日本人代表。物心付いた時からもろ烏城!』

岡山STREETの最前線の現場で独自の存在感を際立たせ、持ち前のキャラとスキルで、2006年UMB岡山地区予選で見事優勝。
本戦で熱い死闘を繰り広げたHIDADDYの人気シリーズ『HIDADDY一人旅』などにも出演し、その存在は全国に知れ渡る。
参加作品
コンピ『KEEP SURE vol.2 / vol.3』
ALBUM『裏表町三丁目』
BOOT STREET D.O監修のV.A.『JAPANESE RAPSTA』
HANABIS(HIGH LIFE) 1st FULL ALUBUM 『JUST TIME 420』
自身のLIVE DJを任せているDJ ZEEKのMIXシリーズ『DRIP TRICK SOUND vol.1 / vol.2 / vol.3』
KARASS CASTLE 1st MINIALBUM YOUTH 『FLOWERING』

2010年には、ソロ名義初となるALL LA-MEN DOGG STREET MIX ALBUM『CHANG PONG』をリリース。

ASIATIK

After PartyにLIVE出演のASIATIKにKKFBについて話を聞いてみた。
M)MARKER STUDIO NAM
A)ASIATIK

M:KKFBについて

A:最初のKKFBの頃はまだtreesも法界院にあって、すろおがにもTour de France展を見に行ったことしかなかった。そもそもライブペインティングを見ること自体が初めての経験だったし。

海外で暮らしてた頃はたくさんグラフィティがあるなあぐらいにしか思ってなくて、興味の対象としては見てなかった。今思えばもったいないというか、ちゃんと記録に残しておけば良かったと思うんだけど。

KKFBではずっと写真を撮り続けてきた。自分がシャッターを押すのは、何というか「アンバランス」の瞬間。バランスが崩れそうな時って、その人の素が出ると思うから。例えばKKFBで言ったら、こないだNEIMが脚立の上に乗ってさ、左足だけ残して身体いっぱいに伸ばしてスプレー振ってる時とか。その触れたら倒れそうなバランスに素を感じる。格好つけてないし、格好つけてたらそのバランスが取れなくなる。分かる?

そういうのすげえ感じる。感じる写真を撮りたいと思ってる。あとはカーブ、見てて感じるのは。オレ、カーブが好きで。街を車で走ってても「ここのカーブがヤバイ」って紹介できるスポットが結構あるし(笑)カーブ描くのって難しくない?そのラインを描く瞬間はその人の素がものすごく出てると思う。

映画のトゥームレイダーでアンジェリーナが黒い服を着てるんだけど、あれを見てこんなに美しい人間のカーブもあるのかと思った、初めて。(笑)

M:アウトラインが。。。

A:そう、アウトラインが(笑) 純粋に美しい!と思った。欲望を超えて「美しい」と。そこで「ああ、俺カーブが好きなんだな」と気づかされた(笑)

KKFBはペパーに行ってライブを見るのと一緒で、いつも刺激をもらってる。時々、しばらくライブから離れたくなることもあって、実際これまでにオファーを断ったこともある。だけどそういう時に誰かに連れて行かれたイベントでライブを観て力をもらうことがある。音楽が自分を正常に保ってくれてるとあらためて気づく。

MCはステージの上が本番だけど、それが出来上がって行く過程は誰にも分からない。

M:練習してる姿とか。リリック書いてるところとか。

A:そうそう。そう考えると全てを見せるライブペインティングはとても興味深くて。1つ1つのラインがリリックのように、1つ1つの色が感情のように思えてくる。

M:分かりやすいですね。そういうのを待っている人達がいそうですね。言葉にできない人も多いと思う。

A:今回のKKFBで言えば、犬島ジャンボリーで2人と話す機会があって、帰り際にMIX CDとステッカーを交換してさ。その後ホームページとか色々ディグったらサスさんにやられて、あのグラデーションに。それが六本木クロッシングや渋谷にある民家のペインティングを見に行くきっかけにもなった。

M:わかりづらい場所ですよね。

A:そう、たまたまSENSEくんと当時マネージャーだった奥ちゃんと合流して、これから渋谷まで行くから一緒に行こうよみたいになって、そこで分かって。これか~!!みたいな。他にも行けなかったけど、メキシカンレストランの壁に描いてるとかちゃんと前もって調べてて、いつでも行ける準備はしてた。

M:サスさんの。

A:そう。実際に見て、あ~うちのブロック塀にもこんなんあったらいいなって思った。そこにしか存在しない、mass productionじゃないもの。生で見ることが出来て本当によかった。六本木クロッシングの時はペインティングだけじゃなくて、確かタイルのようなものを張ってたと思うんだけど、とにかくそこにセンスを感じた。

M:今回のキラキラでそういったKAMISASUのセンスが出るかは分からないですね。

A:分からないね~。

M:そこもひとつの楽しみとして、ぼくも楽しみにしています。興奮しているというか。

M:ASIATIKとして今回ののKKFBパーティー、クラブナンバーナインにてやる時に、普通のパーティでも全力でやってると思うけど、また違うと思うんですよね。表現者の子もいっぱい見に来ると思うし。それに対してどうかなって聞きたいなと思って。

A:個人的な話をすれば、先週末はHANABiSのイベント、UNDER WORLDでライブがあったし、今週は木曜にもライブがあって、中一日でKKFBを迎えることになる。何十曲も自分の曲があればそんなに悩む必要もないんだろうけど、そんなに無いし。与えられた限りある環境の中で自分の出来る事をクリエイトしてやるしかないと思ってる。

M:効果を加えるというか

A:そうそう。お客さんの中にはUNDER WORLDに来た人もいるだろうし、この木曜日も来るっていう人もいるかもしれない。だからいつもライブではトラックや曲順に変化をつけるようにしてるし、トークや衣装にも気を使ってる。今日もここに来る前にジャマイカンテイストに寄って、前からお願いしてたKKFB用の7インチをゲットして来たところ。

よくレゲエでラップしてるよなあ、ってミチくんに言われて思ったことがある。流行の音に乗っかるのもスタイルだけど、それは俺のとは違う。俺はレゲエのような音楽がやりたい。レゲエの音、という意味じゃなくて、小さな島から世界中に広がるような強いメッセージを持った音楽。何年経っても心を動かすクラシック。

クラシックと呼ばれる曲の中には暴力的な内容の曲もあるんだけど、ハッピーな曲調で苦しみや悲しみを歌ったりさ。もちろんラブも歌うんだけど。ボブマーリーにしてもこないだ映画になって岡山へやってきたり。何十年たっても残ってるっていうのは本当にすごいこと。

M:クラッシックになったという

A:そう。残ってゆく音楽を俺はやりたい。だから俺はスニーカーの歌なんて歌わない。色んなパターンで試行錯誤しながら、たとえそれが同じ曲だとしてもみんなが見に来てくれてリリックを覚えてくれてるというメリットは感じてる。逆にそういった限られた環境にならないと工夫しようとする力が生まれないのかもしれない。追い込まれて進化したは面たくさんある。

M:じゃあそういうのを踏まえて伝えていってるものがあると

A:もちろん。他にも解りやすくないといけないっていう思いもあって。昔はこう英語とかも使ってたんだけど、実際何を言ってるのか分からない人がほとんどだと思う。理解されないと心には残らないから。それがビジュアルの表現なら残像の記憶が残るだろうけど。歌を聴いて涙を流したりさ、2、3日たって思い返したりするようなハートに響く音楽を届けたい。

M:でも、まぁ実際に僕らも見ててそう思いますね。それが今回こう表現者とかに限らず、みんな表現してる人なんで人間は。全員来てくれた人に伝わる一日になれば、LIVE PAINTから作品展覧に始まり、最後はLIVEもあって、DJもあって、すごい良い人間力、ヒューマンパワーの日になれば、新しい一日になるかなと思って。そんな感じで。

A:楽しみにしてるし、オープンからラストまで楽しむわ。

M:ASIATIKでした。ありがとうございました。